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ネットワークスペシャリスト令和3年春期 午前Ⅱ 問13
問13
インターネットプロトコルのTCPとUDP両方のヘッダーに存在するものはどれか。
- 宛先IPアドレス
- 宛先MACアドレス
- 生存時間(TTL)
- 送信元ポート番号
- [出題歴]
- ネットワーク R6春期 問10
- ネットワーク H28秋期 問10
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » 通信プロトコル
正解
エ
解説
TCPとUDPは、どちらもTCP/IP階層モデルのトランスポート層に位置するプロトコルです。トランスポート層のプロトコルは、データを端末上の適切なプログラムへ届ける役割を担うので、通信を行うプログラムを識別するための送信元/宛先ポート番号がヘッダー部に存在します。したがって「エ」が正解です。
- 宛先IPアドレスはIPヘッダーに含まれる情報です。
- 宛先MACアドレスはMACヘッダーに含まれる情報です。
- 生存時間(Time to live)は、最大で幾つのルータを経由してよいかを指定するフィールドで、IPヘッダーに含まれます。
- 正しい。送信元ポート番号はTCP/UDPヘッダーに含まれる情報です。