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令和3年 問2 設問3(4) [0570]

 NW初心者さん(No.1) 
本社・各支社からの個別ルートを集約したサマリルート(172.16.0.0/16)を作成すると、存在しないネットワーク(172.16.100.100 等)への通信をした際にルータとFW間でループが発生してしまうので、以下のようにして実在しないNWへのパケットを捨てるものとなりますが、
(登録イメージ)
①ip route add 172.16.0.0/16 via (ルータ) 
②ip route add 172.16.0.0/16 blackhole
③ip route add default via (FW) 

実在するNWへのパケットの場合は①が採用され、実在しないNW宛の場合は②が採用される(パケット捨てる)のは、どのような仕組みによるものなのでしょうか。
①が不通であれば②に転送するのでしょうか?
2025.04.12 23:18
genndyさん(No.2) 
p.10の問題文を見ると、本社のL3SWの経路テーブルには支社個別経路が一つに集約された172.16.0.0/16(ネクストホップはルータ)が登録されています。
つまりルータから本社のL3SWへOSPFで広告される経路情報は経路集約されています。
一方で本社のルータの経路テーブルには支社個別経路が登録されます。

上記設定により、本社のL3SWから172.16.0.0/16宛のパケットはルータへ転送され、ルータではロンゲストマッチにより宛先IPアドレスが支社個別経路と一致するパケットは支社宛に転送、一致しないパケットを破棄することが可能になります。
2025.04.13 11:45
 NW初心者さん(No.3) 
回答ありがとうございます。
ルータが持つ経路テーブルとOSPFにより配布される経路情報が同一であると勘違いしていました。
あくまで集約しているのはOSPFの経路だけなので、ルータ自身が持つ経路テーブルを用いて適切なネットワークに転送できる…ということなのですね。

また、ルータ内の経路テーブルには
172.16.0.0/23 のような個別ルートと 172.16.0.0/16 の破棄ルート を持っていて、
172.16.0.0/23あての通信は上記両方に合致するものの、ロンゲストマッチに従い /23 のほうが選択される…と理解しました。

繰り返しとなりますが、ありがとうございました。
2025.04.13 15:31
 NW初心者さん(No.4) 
今更ですが、タイトルに抜けがありました。
正しくは
 令和3年 午後Ⅰ 問2 設問3(4)
です。
2025.04.13 15:35
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