HOME»ネットワークスペシャリスト掲示板»平成30年 午後Ⅱ問2設問5 (3)の通信経路
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ご認識のとおりVLAN間ルーティングです。
転送されたフレームがタグ有・無の点を留意する必要があります。
Fテーブル4項番3でVLANを識別していることから転送後のフレームもタグ有だと思われます。
概ねご認識のとおりです。
同一VLANかどうかも1つの判断材料になりますが、何よりOFSの転送は、フローテーブルに基づいて、転送されることに留意する必要があります。ARPフレームも例外ではありません。同一セグメントでもフローテーブルに転送情報がなければ、ARPによるIPアドレスの解決はできません。
今回の場合、ARPにより宛先MACアドレスを得るために1~5の過程を踏みます。
1.LBpは、Webサーバp1が同一セグメント内であることからMACアドレスを知るためARPリクエストを投げる
2.OFS上でFテーブル0 項番6、Fテーブル4 項番3によりARPリクエストをWebサーバp1に転送
3.Webサーバp1は、ARPリプライをユニキャストでLBpのMACアドレス宛に送出
4.OFS上でFテーブル0 項番4 Fテーブル2 項番4によりARPリプライをLBpに転送
5.LBpはWebサーバp1のMACアドレスを知る
自分でしたら無条件で可能なんだなと思いますが、
P20 の下部にある以下の文章がそれにあたるかもです
»[0405] 令和元年 午後2 設問4(5)、設問5(3) 投稿数:2
»[0404] 令和元年 午後1 問1ー(2)について 投稿数:3
平成30年 午後Ⅱ問2設問5 (3)の通信経路 [0407]
ひろおみさん(No.1)
初歩的なことで申し訳ないのですが、NW機器が通信する場合の処理についてご教示いただきたいです。
この設問では、P社のWebサーバ利用者からの通信経路が問われています。
通過する機器としては、ルータ→L2SW→OFS1→物理サーバ3→OFS1→Webサーバp1だと思います。
この時、物理サーバ内でパケット処理が行われているのですが、処理が下記の認識で間違いがないかご教示いただけないでしょうか。
具体的には、①FWp→LBpの通信と①LBp→OFS1→Webサーバp1の二つの経路です。
①FWp→LBpの時は、FWが宛先IPアドレスを見てルーティングを行いパケットをLBpに転送する(FWによるいわゆる「VALN間通信」?)
②LBp→OFS1→Webサーバp1の時は、VLAN120の中の通信(セグメント内の通信)なのでLBpがARPで宛先IPをMACアドレスに変換してパケット(フレーム)を転送する
以上ご教示いただけると幸いです。
この設問では、P社のWebサーバ利用者からの通信経路が問われています。
通過する機器としては、ルータ→L2SW→OFS1→物理サーバ3→OFS1→Webサーバp1だと思います。
この時、物理サーバ内でパケット処理が行われているのですが、処理が下記の認識で間違いがないかご教示いただけないでしょうか。
具体的には、①FWp→LBpの通信と①LBp→OFS1→Webサーバp1の二つの経路です。
①FWp→LBpの時は、FWが宛先IPアドレスを見てルーティングを行いパケットをLBpに転送する(FWによるいわゆる「VALN間通信」?)
②LBp→OFS1→Webサーバp1の時は、VLAN120の中の通信(セグメント内の通信)なのでLBpがARPで宛先IPをMACアドレスに変換してパケット(フレーム)を転送する
以上ご教示いただけると幸いです。
2024.03.13 19:30
hisashiさん(No.2)
★NW ゴールドマイスター
>①FWp→LBpの時は、FWが宛先IPアドレスを見てルーティングを行いパケットをLBpに転送する(FWによるいわゆる「VALN間通信」?)
ご認識のとおりVLAN間ルーティングです。
転送されたフレームがタグ有・無の点を留意する必要があります。
Fテーブル4項番3でVLANを識別していることから転送後のフレームもタグ有だと思われます。
>②LBp→OFS1→Webサーバp1の時は、VLAN120の中の通信(セグメント内の通信)なのでLBpがARPで宛先IPをMACアドレスに変換してパケット(フレーム)を転送する
概ねご認識のとおりです。
同一VLANかどうかも1つの判断材料になりますが、何よりOFSの転送は、フローテーブルに基づいて、転送されることに留意する必要があります。ARPフレームも例外ではありません。同一セグメントでもフローテーブルに転送情報がなければ、ARPによるIPアドレスの解決はできません。
今回の場合、ARPにより宛先MACアドレスを得るために1~5の過程を踏みます。
1.LBpは、Webサーバp1が同一セグメント内であることからMACアドレスを知るためARPリクエストを投げる
2.OFS上でFテーブル0 項番6、Fテーブル4 項番3によりARPリクエストをWebサーバp1に転送
3.Webサーバp1は、ARPリプライをユニキャストでLBpのMACアドレス宛に送出
4.OFS上でFテーブル0 項番4 Fテーブル2 項番4によりARPリプライをLBpに転送
5.LBpはWebサーバp1のMACアドレスを知る
2024.03.13 23:35
ひろおみさん(No.3)
この投稿は投稿者により削除されました。(2024.03.14 19:44)
2024.03.14 19:44
ひろおみさん(No.4)
迅速・丁寧なご回答ありがとうございました🙇‍♀️
一点気になったのですが、FWにてVLAN間通信が可能である旨の記載(もしくはそれに類する記載)は、問題文・設問中にありましたでしょうか?
というのも、P社webサーバ利用者がwebサーバp1に通信するという設問の時点で、FWがルーティングを行うことは想定できたのですが、その裏付けが取れなかったためです。
(ほかにルーティングする機器がないのでその時点で当然といえば当然なのですが)
一点気になったのですが、FWにてVLAN間通信が可能である旨の記載(もしくはそれに類する記載)は、問題文・設問中にありましたでしょうか?
というのも、P社webサーバ利用者がwebサーバp1に通信するという設問の時点で、FWがルーティングを行うことは想定できたのですが、その裏付けが取れなかったためです。
(ほかにルーティングする機器がないのでその時点で当然といえば当然なのですが)
2024.03.14 19:48
naoさん(No.5)
> FWにてVLAN間通信が可能である旨の記載
自分でしたら無条件で可能なんだなと思いますが、
P20 の下部にある以下の文章がそれにあたるかもです
> 次に, 2 人は, 3 顧客で全てのサーバとの通信が正常に行われたとき(以下,正常通信完了時という)に, OFC によって OFS に生成される F 工ントリを,机上で作成
2024.03.14 23:44
hisashiさん(No.6)
★NW ゴールドマイスター
VLAN間通信(ルーティング)は、異なるセグメント間を転送する点でルータのルーティングと同じです。あとは、その機器にVLAN IDの識別機能が備わっているかによります。
ご指摘のとおり、問題文、設問には明記されておりませんが、FWpのポート付近にVLAN IDを記号で示していますので、FWpは、VLANを識別し転送しているものと考えて良いと思います。
ご指摘のとおり、問題文、設問には明記されておりませんが、FWpのポート付近にVLAN IDを記号で示していますので、FWpは、VLANを識別し転送しているものと考えて良いと思います。
2024.03.15 01:03
ひろおみさん(No.7)
お二方ともご回答いただきありがとうございました。
問題から想像する必要があるということで、とても勉強になりました。
またどこかで質問させていただきましたら、ご回答お願いいたします。
問題から想像する必要があるということで、とても勉強になりました。
またどこかで質問させていただきましたら、ご回答お願いいたします。
2024.03.16 19:22
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