HOME»ネットワークスペシャリスト平成24年秋期»午前T 問18
ネットワークスペシャリスト平成24年秋期 午前T 問18
午前T 問18
図のアローダイアグラムから読み取れることのうち,適切なものはどれか。ここで,プロジェクトの開始日は0日目とする。

- [この問題の出題歴]
- 応用情報技術者
平成24年秋期 問52と同題
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトの時間
正解
ウ
解説
まずアローダイアグラム上の全ての経路を検証して、クリティカルパスとプロジェクト全体の最短所要日数を求めておきましょう。※ダミー作業は作業日数0日として計算します。
- [A→C→G→H]
- 5+20+20+10=55日
- [A→D→H]
- 5+30+10=45日
- [A→E→(右のダミー)→H]
- 5+10+0+10=25日
- [B→(左のダミー)→C→G→H]
- 10+0+20+20+10=60日
- [B→(左のダミー)→D→H]
- 10+0+30+10=50日
- [B→(左のダミー)→E→(右のダミー)→H]
- 10+0+10+0+10=30日
- [B→F→(右のダミー)→H]
- 10+10+0+10=30日
- 作業Cの先行作業は作業Aと作業Bです。作業Bが完了するのに10日を要するので作業Cを最も早く開始できるのは10日目になります。
- 作業Dはクリティカルパス上の作業でありません。
- 正しい。最短完了日数が60日なので、完了前に行われる作業H(10日)はプロジェクト開始から50日目までには作業を開始しなくてはなりません。作業Hの開始条件には作業Eの完了も含まれるので、作業Eは開始から50日目までに完了していればクリティカルパスに影響を与えないことがわかります。
作業Eを最も早く開始できるのは、
A(5日)とB(10日)の両方の完了=10日目
作業Eをクリティカルパスに影響を与えず最も遅く開始する場合は、
50日−E(10日)=40日目
余裕日数はこの両方の差なので、
40−10=30日
になります。 - 「ウ」の作業Eと同様の考え方で、作業Fを最も遅く開始できるのは40日目になります(最遅結合点時刻)。記述にある10日目は作業Fの最早結合点時刻です。