ネットワークスペシャリスト令和4年春期 午前U 問14

午前U 問14

ネットワークのトラフィック管理において,測定対象の回線やポートなどからパケットをキャプチャして解析し,SNMPを使って管理装置にデータを送信する仕組みはどれか。

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク管理

正解

解説

  • MIB(Management Information Base)は、SNMPなどで遠く離れている機器をモニター・メンテナンスするときに使用されるモニター対象の機器が、自分の力で設定・状態を整理してひとつにしたデータ集合、もしくはそのレファレンスについて定められた規格です。
    MIBでは現在における設定・状態を保存するそれぞれの値はオブジェクト(object)と呼ばれ、OID(Object ID)と称される識別子がそれぞれのオブジェクトにあてがわれます。OIDは樹木のように幹または枝から小枝が分かれ出ていくツリー構造で管理されており、ネットワークに関連する規格の標準化を行う団体が定義するセクション・機器メーカーが固有に定義するセクションに分かれています。
  • RMON(Remote network MONitoring)は、ネットワークで情報を送ったり受け取ったりする状況を遠く離れている場所からモニターする仕組みで、通信するための機器をモニター・メンテナンスするSNMPとともに用いられることが多くなっています。管理者はそれぞれに様子が変化するネットワークの状態を一元的に正確な情報を得られ、トラブルの検知・原因のチェック・構成のオプティマイズを敏速に行なえます。
    情報を得るプロトコル層が異なることにより、フィジカル層・データリンク層を対象としたRMON1と、ネットワーク層より上の範囲を対象としたRMON2があります。前者はイーサネットアドレスなどを基準として機器を見分けて、ネットワークスイッチのモニターに活用されています。後者はIPアドレスなどを見分けられ、ネットワーク上を流れるパケットを細かく理論的に調べることによって、上位の通信プロトコルの種別ごとに送受信状況を調べて詳細を明らかにすることも可能です。
  • SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、インターネットでスタンダードに使用される、電子メールを送り伝えるための通信プロトコルです。利用者が使用するメールソフトからメールサーバに送信依頼するときや、メールサーバ間でメールを転送するときにシステム間で交わされる要求や応答のデータ形式・伝送手順を定めています。
    SMTPで送信するソフトウェアをMTA(Mail Transfer Agent)・SMTPサーバ(SMTP server)と呼ばれています。受信側でメールのサービスが提供される側へメールを配達して届けるソフトウェアはMRA(Mail Retrieval Agent)と呼ばれ、受信する通信プロトコルが異なることによりPOP3サーバ・IMAP4サーバなどに区分されます。
  • (SNMP)Trapは、通信機器でトラブルやトラフィックが急に増えるなど、なにがしかの状態が他の状態に変わることが生じたときに、そのことをネットワークを通じて管理する側へ知らせる仕組みです。
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