ネットワークスペシャリスト令和5年春期 午前Ⅰ 問2

問2

平均が60,標準偏差が10の正規分布を表すグラフはどれか。
  • am1/02a.gif/image-size:191×139
  • am1/02i.gif/image-size:188×139
  • am1/02u.gif/image-size:192×140
  • am1/02e.gif/image-size:188×140
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    令和5年春期 問2と同題

分類

テクノロジ系 » 基礎理論 » 応用数学

正解

解説

正規分布は、平均値を中心に左右対称の山のようなカーブを描く確率分布で、平均と標準偏差だけで分布に関する全ての特性が規定できるという特徴があります。

標準偏差は、データの分布のばらつきを表す尺度で、正規分布では平均値と標準偏差(σ[シグマ])、および度数の間に次の関係が成り立っています。
  • 平均±σの範囲に全体の約68%が含まれる
  • 平均±2σの範囲に全体の約95%が含まれる
  • 平均±3σの範囲に全体の約99%が含まれる
選択肢のグラフのうち、グラフが左右対称となっていない「ウ」と「エ」は明らかに不適切とわかります。「ア」と「イ」はどちらも平均が60ですが、標準偏差±σの範囲「60±10=50~70」を正しく表しているのは「ア」のグラフです。
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