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[0239] 平成26年  午後2 問2の図4について

 あなかまさん(No.1) 
平成26年  午後2の問2の図4についてご質問させてくだい。

図4ではVoIP-GWへの入出力フレームがミラーポートに設定されたポート2へミラーリングされ、
そのフレームをそのままポート3へ入力しポート7へ転送という図の認識です。

上記の内、ポート3からポート7への転送はどのような仕組みで転送されているのでしょうか?

Macアドレステーブルに宛先が存在していない為、VLAN内でフラッティングされた結果ポート7へ転送しているのか?となど考えてみたのですが、もしフラッティングされるのだとしたら、仮想スイッチも同様にフラッティングしそうに思え、設問3の1にあるようなフレーム出力をする設定も不要なのではなど考えて混乱しています。。

初心者的な質問で申し訳ありませんが、ポート7への転送の仕組みを教えていただけると幸いです。
2022.03.06 22:06
hisashiさん(No.2) 
NW ゴールドマイスター
>上記の内、ポート3からポート7への転送はどのような仕組みで転送されているのでしょうか?

フラッディングだと思います。
或いは、L3SW、VoIP-GWのmacアドレスがスタティックで登録されていることも考えられます。

>仮想スイッチも同様にフラッティングしそうに思え、設問3の1にあるようなフレーム出力を
 する設定も不要なのではなど考えて混乱しています。。

仮想SWの動きは筐体とは別物と考えた方が良いと思います。
例えば、22年度の問2の仮想SWは、MACアドレスを学習しない代わりに独自の方法で
アップリンクポートの転送先を決めています。

"仮想サーバのMACアドレスは仮想化のための仕組みで把握している"と書かれているので、
おそらく仮想SWはMACアドレスの学習を行わないと思います。その場合、宛先不明の
フレームは、フラディングされず破棄されると思います。

 VMware vSphere6.7のドキュメントのvSwitchに同じような記述があります。

一部抜粋
===================================================
MAC アドレスの学習は、不明なユニキャスト フラッディングも
サポートします。通常、ポートが受信したパケットの
宛先 MAC アドレスが不明な場合、パケットはドロップされます。
不明なユニキャストのフラッドを有効にすると、ポートは、
MAC アドレスの学習および不明なユニキャストのフラッドを有効に
しているスイッチ上のすべてのポートに、不明なユニキャスト 
トラフィックをフラッドします。このプロパティはデフォルトで
有効になっていますが、有効になるのは MAC アドレスの学習が
有効な場合のみです。 
===================================================
2022.03.10 20:06
 あなかまさん(No.3) 
お礼が遅くなりました。ありがとうございます!
なるほど・・。仮想スイッチの挙動は別物なのですね。
物理側には設定が不要で仮想側に設定が必要な理由が納得できました。
参考資料までありがとうございます。本当に助かりました。
2022.03.13 22:12

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