令和3年午後2問2設問2(1)

fukuikeさん  
(No.1)
正答が今ひとつ腑に落ちていません。OSPFとiBGPについて質問させてください。



OSPFを構成するインターフェースが2つある場合、必ずしもループバックインターフェースを使わなくても迂回路は構成されると理解していますが合っていますでしょうか?例えばaが故障した場合もL2SW経由でルータ10とルータ11間でLSDBは共有されるのではないでしょうか?


またiBGPのピアリングに物理ポートのIPアドレスを使っていて当該ポートがリンクダウンした場合、当該BGPピアリングが死んでも、活きている別のBGPピアを介して経路情報は交換されると理解していますが合っていますでしょうか?例えばaが故障した場合もFW10を介してルータ10とルータ11はルーティング情報が共有されるのではないでしょうか?
2025.03.15 16:13
納豆のたれさん 
(No.2)
OSPFに関して
ループバックインターフェースに設定したIPアドレスには物理インターフェースが故障しても別の物理インターフェース経由で到達できますが、物理インターフェースに設定したIPアドレスにはその物理インターフェースが故障したら到達できなくなるということだと思います。

BGPに関して
別のピアが「あれば」経路情報を交換できますが、そのためには予め別のピアを設定しておく必要がありますね。
2025.03.18 14:56
hisashiさん 
NW ゴールドマイスター
(No.3)
本問は、LBにBGPネイバーを指定することでOSPFの冗長によりiBGPをピアリングを断させず、維持する回答を求めています。

>iBGPのピアリングに物理ポートのIPアドレスを使っていて当該ポートがリンクダウンした場合、
>当該BGPピアリングが死んでも、活きている別のBGPピアを介して経路情報は交換されると理解していますが合っていますでしょうか?
>例えばaが故障した場合もFW10を介してルータ10とルータ11はルーティング情報が共有されるのではないでしょうか?

物理ポートがダウンしても、OSPFにより経路が変わりますが、iBGPピアリングは維持されます。

>例えばaが故障した場合もFW10を介してルータ10とルータ11はルーティング情報が共有されるのではないでしょうか?

フルメッシュ構成の場合、1つのiBGPピアリングがダウンした場合、迂回でiBGPで広報されることはありません。
iBGPは、eBGPとは異なりAs-Pathアトリビュートのようなループ検知する仕組みがありません。
ルートリフレクタを使用する場合を除き、原則、他のiBGPスピーカーから広報された経路情報を別のiBGPスピーカーに広報しないという性質があります。
2025.03.18 23:02
fukuikeさん  
(No.4)
納豆のたれさん
hisashiさん

ありがとうございます。「物理ポートがダウンしても、iBGPピアリングは維持される」という認識がありませんでした。勉強になります。
2025.03.22 11:43

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