令和3年午後1問3 [電話サービス導入後のネットワーク構成]
fukuikeさん
(No.1)
直接の出題にはなっていないところで理解できていない点があります。もしコメントいただけるならお願いします。
1点目
1回線あたり34.4Kbpsの帯域が必要になるという説明文について、どうしてそうなるのかがピンときていません。CS-ACELP(G.729)伝送レートは8kbpsであることや、音声のIPパケット構造として、RTPヘッダ(12バイト)、UDPヘッダ(8バイト)、IPヘッダ(20バイト)というのは調べてわかったのですが、このヘッダー情報を何らかの時間的な要素を考慮して、26.4Kbpsになるということなのでしょうか?
40バイト(320ビット)の情報を26.4Kbpsで送るとなると約12m秒になると思いますが、これが関係するのでしょうか。
2点目
設問3(1)にも関連するのですが、Z社電話サービスとして出題されている電話サービスには内線電話の概念はないのでしょうか。今回の出題および模範回答から推察するに、130*34.4=4,472kビット/秒で正答となっているようですが、内線電話回線数(本社100回線、営業所100回線)が考慮されていないように思いました。なぜ130で計算するのかが分かりません。
また契約回線数を超える架電をしたとき(例えば500人の社員が一斉)、契約回線数を超えた架電に対してはビジー音が流れてくるものと推察しております。その音声データはインターネット上のZ社電話サービスからITELに向けられaを流れる(入力ですが)という理解で合っていますでしょうか。そうだとすると「全社員が同時に通話した場合でも、本社のLANの帯域には余裕がある」とも言えないのかなと感じました。
1点目
1回線あたり34.4Kbpsの帯域が必要になるという説明文について、どうしてそうなるのかがピンときていません。CS-ACELP(G.729)伝送レートは8kbpsであることや、音声のIPパケット構造として、RTPヘッダ(12バイト)、UDPヘッダ(8バイト)、IPヘッダ(20バイト)というのは調べてわかったのですが、このヘッダー情報を何らかの時間的な要素を考慮して、26.4Kbpsになるということなのでしょうか?
40バイト(320ビット)の情報を26.4Kbpsで送るとなると約12m秒になると思いますが、これが関係するのでしょうか。
2点目
設問3(1)にも関連するのですが、Z社電話サービスとして出題されている電話サービスには内線電話の概念はないのでしょうか。今回の出題および模範回答から推察するに、130*34.4=4,472kビット/秒で正答となっているようですが、内線電話回線数(本社100回線、営業所100回線)が考慮されていないように思いました。なぜ130で計算するのかが分かりません。
また契約回線数を超える架電をしたとき(例えば500人の社員が一斉)、契約回線数を超えた架電に対してはビジー音が流れてくるものと推察しております。その音声データはインターネット上のZ社電話サービスからITELに向けられaを流れる(入力ですが)という理解で合っていますでしょうか。そうだとすると「全社員が同時に通話した場合でも、本社のLANの帯域には余裕がある」とも言えないのかなと感じました。
2025.03.08 07:59
Nullpoさん
(No.2)
>1点目
>1回線あたり34.4Kbpsの帯域が必要になる
G.729のパケット送出周期は20msecです。
音声のフレームレートは8kbpsで、20msec周期の場合は、
1パケットあたり8000/8×0.02=20バイトです。
ヘッダについては、あげられているIPより上の40バイトのほか、
MACヘッダが26バイト含まれているので、合計66バイトになります。
20msecあたり、音声20バイト+ヘッダ66バイトをbpsに変換すると、
(66+20)×8/0.020=34400 bps
になります。
>2点目
設問は、L3SW0のポートaから送出される音声パケットの通信量とあるので、外線通話を使用するZ社の音声クラウドサービス向のみを考慮します。
ITELは電話回線ではなく、社内LANに接続して音声パケットを直接送出します。内線通話は、広域イーサ網または社内LANを経由したITEL間の音声パケットのやりとりになるため、L3SW0のポートaから送出されることはありません。
2025.03.08 12:32
fukuikeさん
(No.3)
Nullpo様
ありがとうございました。
(1)についてよく理解できました。細分化単位の20m秒とMACヘッダーが考慮できていませんでした。
(2)について「ITELは電話回線ではなく、社内LANに接続して音声パケットを直接送出」することは知りませんでした。ありがとうございました。
もう一つの疑問は、出題からは外れていることは承知しているのですが、500人の社員が一斉に外線に架電し130回線分が繋がったとして残り370人の架電に対する何らかの戻りのデータがあって、そのトラフィックはLANの帯域に影響しないものなのか、考慮しておく必要がありそうだなと思いました。
ただ、当初はビジー音が返ってくると想定をしていましたが、音声データは(音声以外のデータも)返ってこないのかもしれませんね。無駄に帯域を消費するだけのような気がしました。
ありがとうございました。
(1)についてよく理解できました。細分化単位の20m秒とMACヘッダーが考慮できていませんでした。
(2)について「ITELは電話回線ではなく、社内LANに接続して音声パケットを直接送出」することは知りませんでした。ありがとうございました。
もう一つの疑問は、出題からは外れていることは承知しているのですが、500人の社員が一斉に外線に架電し130回線分が繋がったとして残り370人の架電に対する何らかの戻りのデータがあって、そのトラフィックはLANの帯域に影響しないものなのか、考慮しておく必要がありそうだなと思いました。
ただ、当初はビジー音が返ってくると想定をしていましたが、音声データは(音声以外のデータも)返ってこないのかもしれませんね。無駄に帯域を消費するだけのような気がしました。
2025.03.09 06:20
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