平成27年秋期試験問題 午前Ⅰ 問30

サイバーセキュリティ基本法において,サイバーセキュリティの対象として規定されている情報の説明はどれか。

  • 外交,国家安全に関する機密情報に限られる。
  • 公共機関で処理される対象の手書きの書類に限られる。
  • 個人の属性を含むプライバシー情報に限られる。
  • 電磁的方式によって,記録,発信,伝送,受信される情報に限られる。
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:セキュリティ関連法規
解説
サイバーセキュリティ基本法は、日本国におけるサイバーセキュリティに関する施策の推進にあたっての基本理念、及び国及び地方公共団体の責務等を明らかにし、サイバーセキュリティ戦略の策定その他サイバーセキュリティに関する施策の基本となる事項を定めた法律です。

この法律の第2条においてサイバーセキュリティの対象となる情報は

「電磁的方式により記録され、又は発信され、伝送され、若しくは受信される情報」

と定義され、サイバーセキュリティとは「それらの情報の安全性・信頼性を確保するために必要な措置が講じられ、適切に維持されていること」と規定されています。

したがって正解は「エ」です。

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