令和7年春期試験問題 午前Ⅰ 問24
問24解説へ
クラウドサービスなどの提供を迅速に実現するためのプロビジョニングの説明はどれか。
- 企業の情報システムの企画,設計,開発,導入,保守などのサービスを,一貫して又は工程の幾つかを部分的に提供する。
- 業種や事業内容などで共通する複数の企業や組織が共同でデータセンターを運用して,それぞれがインターネットを通して各種サービスを利用する。
- 自社でハードウェア,ネットワークなどの環境を用意し,業務パッケージなどを導入して利用する運用形態にする。
- 利用者の需要を予想し,ネットワーク設備やシステムリソースなどを計画的に調達して強化し,利用者の要求に応じたサービスを提供できるように備える。
正解 エ問題へ
分野 :ストラテジ系
中分類:システム戦略
小分類:ソリューションビジネス
中分類:システム戦略
小分類:ソリューションビジネス
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解説
プロビジョニングは、ITシステムの運用に必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、ユーザーアカウントなどをあらかじめ準備・セットアップし、利用可能な状態にする一連の作業を指します。Provisioningは「準備、供給」といった意味をもつ英単語です。
クラウドサービスでは、利用者が必要とするタイミングで必要とするだけのコンピュータ資源を利用できる必要があります。そのため、提供側では需要の変動をあらかじめ予測し、必要となるシステムリソースを計画的に準備・配備しておくことが求められます。このような事前のリソース確保や構成作業を指す概念が「プロビジョニング」であり、クラウドのスケーラビリティを技術的に支える仕組みです。
したがって「エ」が適切な記述です。
クラウドサービスでは、利用者が必要とするタイミングで必要とするだけのコンピュータ資源を利用できる必要があります。そのため、提供側では需要の変動をあらかじめ予測し、必要となるシステムリソースを計画的に準備・配備しておくことが求められます。このような事前のリソース確保や構成作業を指す概念が「プロビジョニング」であり、クラウドのスケーラビリティを技術的に支える仕組みです。
したがって「エ」が適切な記述です。
- システムインテグレーション(SI)サービスの説明です。
- コミュニティクラウドの説明です。
- オンプレミスの説明です。
- 正しい。プロビジョニングの説明です。
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