令和7年春期試験問題 午前Ⅰ 問17
問17解説へ
スクラムにおいて繰り返し実行するイベントのうち,ステークホルダに作業の結果をプレゼンテーションして,プロダクトゴールに対する進捗について話し合い,必要に応じてスコープを調整するイベントはどれか。
- スプリントプランニング
- スプリントレビュー
- デイリースクラム
- レトロスペクティブ
正解 イ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ソフトウェア開発管理技術
小分類:開発プロセス・手法
中分類:ソフトウェア開発管理技術
小分類:開発プロセス・手法
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解説
スクラムガイドによれば、スプリント実施の際に行うべきイベントには、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブの4つがあります。
- スプリントプランニングは、スプリントの起点となるミーティングです。プロダクトバックログの中から、そのスプリントで開発する機能を決定し、作業の計画を立てます。
- 正しい。スプリントレビューは、スプリントの終了時にスプリントの成果を検査し、今後の適応を決定する活動です。主要なステークホルダーに成果物をプレゼンテーションし、プロダクトゴールに対する進捗について話し合います。
- デイリースクラムは、開発チーム全員の活動や進捗を共有するために、スプリント実施中に毎日10~15分程度行われる確認・調整のための会議です。昨日やったこと、今日やること、障害になっていることを各人が話す形式で行われます。コミュニケーションを改善し、障害物を特定し、迅速な意思決定を促進するために行われます。
- レトロスペクティブは、スプリントの最後に実施したスプリント全体を振り返る活動です。次のスプリントを見据えて、上手くいったこと、上手くいかなかったこと、それに対する改善法・解決法を話し合います。
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