令和3年春期試験問題 午前Ⅰ 問27

政府は,IoTを始めとする様々なICTが最大限に活用され,サイバー空間とフィジカル空間とが融合された"超スマート社会"の実現を推進してきた。必要なものやサービスが人々に過不足なく提供され,年齢や性別などの違いにかかわらず,誰もが快適に生活することができるとされる"超スマート社会"実現への取組は何と呼ばれているか。

  • e-Gov
  • Society5.0
  • Web2.0
  • ダイバーシティ社会
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分野:ストラテジ系
中分類:ビジネスインダストリ
小分類:ビジネスシステム
解説
Society5.0は、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、5番目の新たな社会を指し、日本が目指すべき未来社会の姿として政府で提唱されています。

Society5.0は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステム(サイバーフィジカルシステム:CPS)により、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会です。IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、様々な課題や困難を克服します。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会を目指しています。
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  • e-Govは、各府省がインターネットを通じて提供する行政情報の総合的な検索・案内サービスの提供、各府省に対するオンライン申請・届出等の手続の窓口サービスの提供を行う政府のポータルサイトです。
  • 正しい。
  • Web2.0は、2000年代中頃以降に起こったWebの利用形態の変容を表す言葉です。従来は情報の送り手と受け手が固定され、送り手から受け手への一方的な流れでしたが、巨大掲示板、SNS、ブログなどの登場により、インターネットは誰もが自由に情報を発信できる新たなフェーズに移行しました。
  • ダイバーシティ社会は、性別、国籍、年齢、障害の有無、性的指向等の属性の違いを超え、多様な立場や価値観を認め合って、各々が生き生きと働き、活躍し、生活する社会です。
参考URL: 内閣府 Society 5.0
 http://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

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