Link Aggregation が STP より復旧が早い

初学者さん  
(No.1)
左門大先生のワークブックからです。

STPと比較した際、Link Aggregationの利点として2点あげられています。
1:帯域拡大ができる
2:障害時に中断時間が短い

1は物理的なケーブルが増えるということで分かるのですが、2の理由についてはっきりとした答えが見つかっていません。

以下は自分なりの考えですが、理由として妥当でしょうか?ご意見いただけると幸いです。
・STPは障害を検知するのに20秒 (エージングタイム)、復旧にさらに30秒かかる。
・Link Aggregationでは障害検知にはモードによって30秒か1秒の幅があるが、Backup Linkの優先度が高いものを選ぶのみ。
・なのでSTPのような再計算が不要であるため検知後の復旧が早い。
2025.02.18 09:52
hisashiさん 
NW ゴールドマイスター
(No.2)
>・STPは障害を検知するのに20秒 (エージングタイム)、復旧にさらに30秒かかる。
>・Link Aggregationでは障害検知にはモードによって30秒か1秒の幅があるが、Backup Linkの優先度が高いものを選ぶのみ。
>・なのでSTPのような再計算が不要であるため検知後の復旧が早い。

概ねご認識のとおりです。
Link Aggregationでは障害検知については、lacpを使用することを前提としますが、
LinkDownを検知する場合は、当該ポートがLAGのバンドルから外れるため即時切り替わります。
LinkDownを検知しない場合は、LACPDUの送信間隔に依存しデフォルト30秒、設定変更で1秒で検知するようになっています(ベンダ仕様により変わる場合があります)

STPについては、LinkDownを検知した場合、20秒のエージングタイムが省かれ、復旧に30秒かかります。
間接リンク障害や、LinkDownを検知しなかった場合、障害と見なす時間(BPDUフレームを受信しない最大時間)20秒が加算されます。
2025.02.25 00:46
初学者さん  
(No.3)
hisashiさん

ご回答ありがとうございます。
2025.03.01 19:50

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