なぜ物理サーバ内にある、仮想L2SWの仮想サーバ側ポートはポートVLANの設定対象に入らないのでしょうか。

IPA解答は「顧客のL2SW又はL3SWに接続する、L2SWa及びL2SWbのポート」ですが、
私は「L2SWaとL2SWbの顧客側ポート及び仮想L2SWの仮想サーバ側ポート」だと思いました。

仮想SWが解答に含まれない理由がわからなかったので、どなたかご教授お願いいたします。

＞なぜ物理サーバ内にある、仮想L2SWの仮想サーバ側ポートはポートVLANの設定対象に入らないのでしょうか。

仮想サーバと仮想SWは、一元管理されており、仮想SWのサーバ側にはポートVLANの概念がないからだと思います。

物理SWとサーバの場合、両者の設定は独立しているため、サーバをVLANに所属させる際、ポートVLANと当該ポートとの結線が必要になります。また、ポートVLANを流れるフレームには、タグが存在しないため、サーバ側でVLANを指定することはできません。

一方、仮想SWと仮想サーバは、仮想アプライアンスで一元管理されております。
例えば、ESXiの場合、仮想SWにポートグループという概念でグループごとにVLANを設定しますが、仮想サーバ側でポートグループを用いて所属するVLANを指定することが可能です。(図のようにポート結線というより、ソフトウェア上で関連付けられているという方がイメージしやすいと思います。)

ありがとうございます。よくわかりました。

仮想機器の接続は、物理的なポート結線というよりもソフトウェア同士の関連付けだと理解しました。

わかりやすいご説明ありがとうございました。