2つの違い

ネスぺ初受験さん  
(No.1)
①iBGPとIGPの違い
IGPはAS内のルーティングプロトコルで、iBGPもAS内で使うと説明されていていまいち違いがわかりません。

②DNS問い合わせは以下の2つのパターンがあると思うのですが
『スタブリゾルバ⇄DNSフォワーダ⇄キャッシュサーバ⇄コンテンツサーバ』
『スタブリゾルバ⇄キャッシュサーバ⇄コンテンツサーバ』
DNSフォワーダは転送とキャッシュするだけで、下の構造と変わらないと思うのですが、
フォワーダを置くメリットは何でしょうか?
2019.10.13 20:33
そんちょさん 
(No.2)
ネスぺ初心者さん、こんにちわ。

ご質問文確認しました、

問い合わせ1について。
ルーティングプロトコルにはIGPとEGPがあるのは学習されているかと思います。
IGPはInterior Gateway Protocolの略です、これはAS内部での経路情報の交換に利用されるルーティングプロトコルでRIPとかOSPFがその代表例です、IGPはAS内の経路情報のみをアドバタイズし,AS外のネットワークにはデフォルトルートや集約ルートを通知するのが一般的です。
EGPはExterior Gateway Protocolの略で、こちらは自律システム (AS) 間のルーティングを行うプロトコルでBGPがその代表例です、こちらは、インターネットのすべてのネットワークの情報(インターネットフルルート)を保持しているので、IGPよりも大量の経路情報をやりとりしています。
iBGP(Internal BGP)はご質問にあるとおり、同じAS内のBGPルータ間で通信を確立するBGPプロトコルです、本来BGPはAS間のルーティングを行うプロトコルですが、例えば他のASから受信したパケットを別のASに転送するような場合自AS内にBGPの情報を通過させなければいけないので、自AS内で使用できるBGPプロトコルとてiBGPが使用されます。

問い合わせ2について。
DNSフォワーダ(DNSプロキシ)は自分自身ではDNSの名前解決を行わず、別のDNSキャッシュサーバやDNSコンテンツサーバへDNS要求を中継するDNSサーバです。
クライアントからのDNS名前解決要求に応える、結果のキャッシュを行うという点では、DNSキャッシュサーバと機能は同じですが、検索対象の名前が与えられたとき、キャッシュDNSは必要なら複数のDNSサーバに順に問い合わせて名前解決を行うが、フォワーダは、どこか特定のDNSサーバへ問い合わせ要求を1回転送・中継するだけです。
(この機能を使用している例がブロードバンドルータですね。)
特徴(メリット)として、
DNSの名前解決要求は全てISP(インターネットサービスプロバイダ)側にあるDNSキャッシュサーバに転送されるので自身のシステムへの負荷は少なくて済む。
ネットワーク回線が名前解決要求で浪費されるのを防ぐとともに、ISPの変更などがあっても、クライアント側の設定を変えるなどが必要がなくなる。
などが挙げられます。
2019.10.15 14:34
そんちょさん 
(No.3)
すみません…トピ主さんのお名前を間違えてしまいました。
申し訳ございません。
2019.10.15 23:46

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